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2008年3月号

2008年3月号

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特集テーマ
リノヴェーション/コンヴァージョン

日本は戦後長い間、スクラップアンドビルドを繰り返してきました。しかし、2005年から始まった人口減少や地球規模での環境問題への対応、さらにまた、巨大化した建築産業の再編成までを考えると、既存の建物をリノヴェーションやコンヴァージョン(転用)などによって再活用することは、今後ますます大きな流れとなっていくでしょう。ドイツDETAIL編集による特集「リノヴェーション/コンヴァージョン」では、ドキュメンテーションコーナーで、ドイツ、スイス、イギリス、スペイン、ポルトガルなど、この分野での欧米先進国の事例を選び出し、その実際を詳細図面を交えて紹介、また、ディスカッションコーナーでは、ドイツやフランスの事例を取り上げながら、歴史的建造物の保存への取り組みなどをリノヴェーションやコンヴァージョンの視点から考察します。

日本独自で取り上げた作品は、椎名英三建築設計事務所+梅沢建築構造研究所「IRONHOUSE」と五十嵐淳建築設計「光の矩形」の2つ。今回は、ともにデザインのプロセス紹介も行っています。「IRONHOUSE」は、構造家の梅沢良三氏のご自宅。コールテン鋼のサンドイッチパネルによる内外の壁がつくりだす表情と、10坪ほどの外部空間=「アウタールーム」をうまく取り込んでつくり出された空間(特に地下1階部分)が印象に強く残る作品となっています。「光の矩形」は、クライアントの「カーテンを閉めなくても良い窓」というリクエストに応じて作成された入れ子状のプランを経てつくり出されました。中央の大きな吹抜け空間に光をもたらす南側の光の装置=開口がこの住宅特有の空間の質をつくり出しています。


DETAIL JAPAN3月号

発売:2月28日
頁数:A4判・112頁
定価:2,310円(本体2,200円)



フロム・エディター

10

フロム・エディター


ディスカッション

12

改修─費用効率と歴史保存とのバランス術
ディーター・ホフマン=アクストヘルム

16

アルヴェオル14(第14格納庫)
─サン・ナゼールにおける旧潜水艦基地の文化センターへの転換
ローラント・パヴリチュコ


レポート

22

ケルンのコルンバ─ 美術のためのミュージアム クリスティアン・シッティヒ

24

4つの世紀、ひとつの美術館─モンペリエのファーブル美術館 アンヌ=マリー・ラン

 

26

マドリード・プラド美術館の拡張 ピーター・グリーン

 

27

In Brief(良渚文化博物館ほか)

 

28

展覧会・インフォメーション

 

30

書評 南泰裕


ドキュメンテーション

32

ローマの会議センター ダニエーレ・ドゥランテ

36

コインブラの視覚芸術センター ジョアン・メンデス・リベイロ

40

ヘレスの教会付属の建物
アントニオ・マルティネス・ガルシア&フアン・ルイス・トリリョ・デ・レイバ

44

ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホール アライズ&モリソン

51

シュルツェンドルフのモデュラー工法の校舎の改修と拡張
ツァンダーロート・アルヒテクテン

56

チューリヒのシアター11 EM2N

61

ドレスデン中央駅の改装と改修 フォスター+パートナーズ


日本版オリジナル

68

I R O N H O U S E
椎名英三建築設計事務所+梅沢建築構造研究所

82

光の矩形 五十嵐淳建築設計


プロダクト

92

Il Bagno Oggi e Domani

 

93

cerámicaplus

 

97

プロダクト・インフォメーション


連載

94

マイ・プロダクト 遠藤秀平、八島夕子


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