日本オリジナル編集のテーマは「フレームからデザインする家」。
構造・構法と一体化して創りだされた建築=空間デザインの実例を3つ(設計=都留理子/都留理子建築設計スタジオ、丸橋浩+山口賢/アマテラス都市建築設計、新関謙一郎/NIIZEKI STUDIO)紹介します。
このうち、都留理子/都留理子建築設計スタジオ「世田谷D」では、住宅が建て込んだ、間口6.4mに対し奥行きが15mという細長い敷地に対して、光を取り込むために門形のフレームが採用されており、このフレームを上下方向と左右方向に少しずらしつつつなげることによってガラスの開口を多数生み出しています。これにより空間に、十分な採光、開放感とともに、動きがもたらされています。
ドイツコンテンツからの翻訳は「スチール建築の現在」。
スチール構造は、その重量に比べ高い強度をもつため、コスト的な面で有利、かつ、構造デザイン的にもチャレンジングな事例も数多い。この特集では、そうした事例をイタリアほかヨーロッパ6カ国とアメリカ、オーストラリアからの計10(住宅、シアター、レジャー施設、スポーツホール、橋ほか)、収録しています。
このうち、パリのセーヌ河に架かるシモーヌ・ド・ボーヴォワール橋は、フランソワ・ミッテラン図書館とベルシー公園を結ぶ、歩行者のための橋。セーヌ河を1本の橋脚もなしに結ぶこの橋は、アーチ状の歩行路とカテナリー状の歩行路が河上で重なり、離れ、また重なる構成となっており、そのゆるやかな2本の曲線がつくりだすかたちが、パリに新しい景観をもたらしています。
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