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DETAIL JAPAN
10月号発売:2006年8月28日
発行頻度: 隔月刊、
偶数月1日発行
体裁:A4判、無線綴じ
1冊定価:2,100円(本体2,000円)

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▼2006年8月号:2006年6月28日発売 8月号 特集テーマ「集合住宅の現在」

 社会環境の変化とそれに応じた住まい手のライフスタイル、ニーズの多様化などから、集合住宅はこれまでになくさまざまな試みがなされるようになりました。この号では、多様化する集合住宅の現在について、その技術的側面にも触れながら紹介します。この号は、ビルディングタイプにフォーカスして編集される「コンセプト号」の誌面構成になります。

ディスカッション: 山本理顕氏にインタビュー。東京・東雲、北京、韓国での作品を実例に出しながら語っていただいた内容は、集合住宅の可能性を狭めている諸「制度」の問題、あるいは少子化や高齢化という視点からの「共同体」への再アプローチ、また、「SOHOの可能性」等々と多岐にわたりますが、山本さんらしいとても骨太の内容となっています。さらに、 MVRDVのヴィニー・マース氏が、自身が手がけたアムステルダムやマドリッドのプロジェクトを例に引きつつ、集合住宅デザインの現在について語っています。また、ウィーンとチューリッヒでの集合住宅の最新事情もレポートしています。

タイポロジー: タイプの異なるヨーロッパの集合住宅をそれぞれ2頁ずつで10作品紹介しています。

プロセス: 旧市街と郊外との間に位置する再開発地域に、プライバシーを守る集合住宅とその周辺に公共施設をバランスよく配した事例(オランダ・フローニンゲンの住宅ブロック、設計=S333アーキテクチャー+アーバニズム)、および、ファサードに特徴を持たせ、さらに広い空間を低コストで実現した事例(イギリス・ロンドンの住宅ブロック、設計=ナイアル・マクラフリン)を、豊富な写真と詳細図面とともに紹介しています。

ハウス: 北山恒+architecture WORKSHOP設計による、7〜8m角のキューブを交互に配置して5棟連結し、それを2列並べた構成の集合住宅を紹介。構造壁を隣り合う住棟同士で互いに直交するように配置したこの住宅では、心地のよい中庭空間を間にして、住戸同士が日本ではあまり例をみない、ほどよい「見る、見られる」関係がつくり出されています。

プロダクト: 建築家のデザインする良質な浴室空間に溶け込み、シンプルで優れた意匠性をも兼ね備えた浴室空間をつくり出すバスタブや水洗金物等22アイテムを紹介します。

連載: 山本想太郎「マテリアル・ノート」では、2月号に続いてガラスを取り上げています。「My Product」では、古谷誠章、村上晶子の両氏のリコメンドプロダクトを紹介しています。

 
 
 
▼2006年6月号:特集テーマ「コンクリート建築 その実験的試みと新たなるスタンダード」

 美しい打放しコンクリートを実現すること。これが近年のコンクリート建築の大きな目標でした。しかし今では、コンクリート建築はそれにとどまらぬ、さらに幅広い可能性をもつようになっています。コンクリートの可塑性を活かしたヴォリュームデザイン、また、さまざまな表面処理による、いままでになかった質感、テクスチャーの創出など、実にさまざまな試みが見られます。この号では、さまざまな具体例を挙げながら、コンクリート建築の今を探ります。

ディスカッション: フェノ科学センターを中心に、ザハ・ハディド氏が自らのデザイン観・ディテール観までを語ったインタビューと、この3月に早稲田大学を退官されたばかりの鈴木恂氏が、打放しの魅力、RCのデザイン観と設計手法、さらにはまだ汲み尽くされていないRCの可能性等々を語った日本オリジナルのインタビューを収録しました。

レポート: ジャン・ヌーヴェル「レイナ・ソフィア美術館」(マドリッド)を6頁割いて紹介。美しい写真でその魅力を存分にお伝えします。そのほか、レンゾ・ピアノやスティーヴン・ホールの作品など、5作品を収録しました。

ドキュメンテーション: 外壁面をレンガのような風合いで仕上げたエチオピアのオランダ大使館、断熱コンクリートによって、工期短縮とコストの節約を実現したスイスのヒュールの家、石とも見紛う白い壁面が美しいアメリカ・ルイジアナ州の教会施設のほか、文化センター、集合住宅、学校など全9作品を収録しました。

ハウス: リビング部分を13mのキャンチレバーで浮遊させた仲亀清進建築事務所の二俣川の家を収録しました。

テクノロジー: ミュンヘンの3つの事例を取り上げ、プレキャストコンクリートにおける設計と製作の要点・注意点をデザインプロセスをたどりながら解説しています。

プロダクト: 「打放しコンクリート・アクセサリー」をテーマに、打放しコンクリートという素材に応えうる建築製品をインテリアからエクステリアまで幅広く紹介します。

連載: 山本想太郎「マテリアル・ノート」の今回のテーマはコンクリート、後藤武「ディテールの思考」ではルイス・カーンの目地を取り上げて考察。新連載の河野裕「クリティカル・エッセイ」では、レポートコーナーで紹介のレイナ・ソフィア美術館を取り上げて、ヌーヴェルの建築的企図の射程などを考察しています。「My Product」では、遠藤政樹、早草睦惠の両氏のリコメンドプロダクトを紹介しています。

 
 
 
▼2006年4月号:特集テーマ「建築家と構造家のコラボレーション」

 これまで建築家と構造家は、「建築家=デザインをする」と「構造家=そのデザインを実現するために構造計算をする」という役割分担がほとんどの場合なされて、創造的な協働関係によってイノヴェイティヴな作品をつくり出す例はまれにしか見ることができなかったが、近年のコンピュータにおける、ソフト、ハード両面の飛躍的進歩を大きな武器として、デザインにも大きく踏み込んで提案をする構造家たちの出現により、両者の関係は大きく変容、構造家も建築家と同様にスポットライトを浴びるようになって来た。そこでこの号では、変動しつつある、建築家と構造家の両者の役割分担とその関係をめぐる「現在」に具体例を挙げながらさまざまな角度からアプローチする。

ディスカッション: フライ・オットーのほか、セシル・バルモンド、ヴェルナー・ゾベック、ハニフ・カラら、注目の構造家にそれぞれインタビュー。建築家との協働や自らのデザイン哲学についてだけでなく、構造エンジニアリングの現状とこの後の展望などについても語る。

レポート: マッシミリアーノ・フクサスのフィエラ・ミラノ、ヘルツォーク&ド・ムーロンによるミネアポリスのウォーカー・アート・センターとサンフランシスコのデ・ヤング美術館、さらにはヌーヴェルやリベスキンドらの作品をレポート。フクサスとヘルツォーク&ド・ムーロンは、それぞれ4頁を割いての紹介。

ドキュメンテーション: エンボス加工された鋼板を使ったハニカムパネルによる構造を採用した個人美術館(阿部仁史設計)、マドリッド空港の新ターミナルとサテライトビル(リチャード・ロジャース設計)、ベルリンのレールター駅(フォン・ゲルカン・アンド・パートナー)、このほかに住宅、工場などを加えて、全7事例を通常の設計概要に加えて構造エンジニアの解説つきで紹介。

ハウス: アイレス・マテウスによるポルトガルの住宅、アーキファクトリー.deによるドルトムントの住宅を紹介。

テクノロジー: 平面・立面ともに1辺30数mの建築に150ほどの開口をもつ、SANAA設計のツォルフェライン経営・デザイン学校を取り上げ、外壁に暖房、床に輻射冷暖房を仕込んだその躯体設計について、構造エンジニアが設計プロセスをたどりつつ解説。

プロダクト: 「空間を創出・構想するための家具」をテーマに、シャルロット・ぺリアンの新作など、空間構成力あるいは空間イメージを喚起する力を備えた家具を特集して紹介。

連載: 山本想太郎「マテリアル・ノート」の今回のテーマはプラスチック、後藤武「ディテールの思考」ではアールトの把手を取り上げて考察。建築家リコメンドのプロダクトを紹介する「My Product」では、佐藤光彦、大堀伸の両氏が登場。

 
 
 
▼2006年2月号:特集テーマ「ファサード」

ディスカッションコーナーでは、ふたつのインタビューを収録。鈴木了二インタビューでは、現在設計中の住宅のファサード設計の細部に加え、スーパーフラットなどの話題も取り上げてファサードをめぐる幅広い話題が語られる。デイヴィッド・アジェイ・インタビューでは、ロンドンでの作品などを中心に、自身のファサードデザインとデザイン観が語られる。
レポートコーナーでは、ノーマン・フォスター「ベルリン自由大学言語図書館」、ザハ・ハディド「オードロップゴー美術館」など、4作品を紹介。 ドキュメンテーションコーナーでは、ファサードデザインと使用された素材にフォーカスして選ばれた、へルツォーク & ド・ムーロン「ラバン・センター」やザウアブルッフ・ハットン「ドイツ連邦環境庁庁舎」ほか、全8作品を紹介。
テクノロジーコーナーでは、ファサードデザインの幅を広げる高機能材料にフォーカス。ダイクロイックフィルムとLEDを使ったソウルのガレリア百貨店(UNスタジオ設計)ほかの事例が紹介される。プロダクトコーナーでは、ファサード用のプロダクトの中から特に性能面で高く求められる断熱性の高いもの、さらに防犯や美観維持などの特徴を持つものを紹介。
さらに4つの新企画をスタート。上記の5つのコーナーに加えてハウスコーナーを新設。ドイツDETAIL誌で紹介された住宅に、日本の独自取材で取り上げたもの(中村研一「山桜のあるコートハウス」)を加え、設計時の実務的要点なども盛り込んで紹介・解説する。「マテリアル・ノート」と題した連載では、ガラスやスチールなどをはじめとする建築素材を取り上げて、素材のみならず、素材とデザインの関係、さらに加えて周辺技術の発展にもフォーカスして解説する。初回はガラスを取り上げる。「建築の思考」では、ル・コルビュジエやミースをはじめ著名な建築家たちの作品のディテールからその建築思考が読み解かれる。今回のテーマは「ル・コルビュジエの窓」。「My Product」では、建築家がすすめるプロダクトを紹介する。今回は石田敏明、長尾亜子両氏のリコメンド・プロダクト。

 
 
 


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