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11月号 特集テーマ |
「大架構の建築」 |
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| 2008/3/28発売 4月号 |
CAD世界の上流から下流までをカバー
〜エーアンドエー株式会社 新庄宗昭会長に聞くVectorWorks2008
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©山下トモヤス |
VectorWorks 2008ヴァージョンアップの特徴
今回のヴァージョンアップで私が一番おすすめしたい点は、2次元の図面がそのまま製図台ごと回転するところです。CADを使用する以前、実際に大判の製図台を使用していたときは、異なった軸上での線を描くために台の周囲を自分で回りながら描くなどして対応していましたが、CADにはこの機能がなく不便ですよね。今回の改良により、基準軸の複数ある2次元図面でも、製図板を回転するような要領で、常に水平/垂直で直感的に操作可能となりました。
それ以外でも、今回のヴァージョンアップで相当数の機能が改善されました。CADの世界は、コンセプトの段階のエスキースや3Dスケッチが主体の上流から、設計、施工という下流域まで広汎にまたがっていますが、上流は多様な機能を要求され、下流は個別の専門的な機能が求められます。VectorWorksは上流から下流までカバーしています。その中でも、2次元製図の機能が稼げる道具として認められてきたことが日本でシェアを拡大してきた理由でしょう。2008ヴァージョンもその延長上に2次元機能も3次元に負けない機能アップを図っているのです。
ところで最近3次元が注目されている理由として、BIM(Building Information Modeling)があげられます。3次元のモデルさえつくれば、上流から下流まで、あるいは部材メーカーからメンテナンス関係まで、設計と施工、設備と建築のとりあいなど、多方面において的確にものごとが進むという考えです。具体的には、3次元で図面を描いてパーツに属性をもたせてデータを共有する一連の機能を指します。北欧から始まってアメリカ、ドイツ以南と話題になってきていますが、最近は日本でもBIMでなければCADではないというような風潮が見られます。VectorWorksには、BIMという名称こそ用いませんでしたが、15年前から同様の機能が存在していました。3次元のモデラーがあってそこにデータベースが附属していたのです。BIMにはデファクトスタンダードのデータフォーマットとしてIFC(Industry FoundationClasses)という仕様がありますが、2008ヴァージョンからVectorWorksにも標準装備されるようになりました。
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