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11月号 特集テーマ |
「大架構の建築」 |
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| 2007/2/28発売 4月号 |
編集長インタビュー−1
息の永い、空間になじむ家具づくり
AD CORE DEVISE INC. エーディコア・ディバイズ
デザイナー 瀬戸 昇氏に聞く
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瀬戸 息の永い、飽きの来ない世界の名作がたくさんありますけど、20年30年たっても古臭くならない、新しいなと思えるデザインですね。
DJ そうすると、デザインをしている時に、いま何が受けるとか売れるんだとか考えをめぐらすということはない?
瀬戸 まったくないですね。最初からそうでしたが、5年後10年後15年後にこのデザインがまだ残っているのかな…という風には考えます。小さな会社ですので、リサーチもマーケティングもしていません。そのかわり、いま自分が生活していて何が必要なのかを考えることが、非常に大切だと思っています。
DJ 家具デザインをする時には、どのような空間を想定されているのでしょう?
瀬戸 こういう言い方をすると、なんて偉そうなやつだと思われてしまうかもしれませんが、AD COREをスタートした時には、家具を見て空間をインスピレーションしてもらえれば嬉しいなと思っていました。AD COREの家具を見て、空間をイメージしてもらえたら…。そんな風に考えて創っていました……きっと若かったんでしょうね(笑)。
私がずっと心がけてきたのは、デザインし過ぎないということです。椅子というのは1脚だけでポツンと在る訳ではありません。今、私達が座っている様に、4脚だったり、多い場合だと1000脚とか2000脚とか入る現場もあります。要するに、集合体としても考えなければならない訳です。建築家やインテリアデザイナーの方と話すと、AD COREさんの家具って主張しそうだけれど、たくさん入れると空間に馴染むデザインだよねって言われます。逆に、主張し過ぎているものを100脚入れると、そればかりがものすごく強くなってしまって、空間自体も壊れてしまうから、そこらへんのサジ加減って非常に難しいですね。
DJ 「そこらへんのサジ加減」というのは具体的には?
瀬戸 オーソドックスでいいかなって、ずっと思ってやってきたんですよ。もし、変わったものを創ったとすると、最初は物珍しくて、売れるかもしれないけれど、多分ある時から飽きられて、急に売れなくなってしまう。あまりにも奇をてらう様な個性強調しすぎると、出た時はいいけれども、すぐに飽きられ古臭く感じてしまう…。
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